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2018年4月の記事一覧

山師?庭師です! -グリーンテリア芦屋

2018/04/27

先日アップした「熊さん」の現場が始まりました(^^)

「熊さん」に会えるかも!ということでわざわざ定休日に着工して一日現場に張り込みましたが、熊さんとは会えず・・・
でもお陰様で協力工事店さんの凄さが再確認できました!

↓道のないところに道を作り。

↓間引く樹が藤に絡まってもパワーと鋏とチェーンソーで乗り切り。

↓最後は「山の王者」の撮影に成功!(30mの樹の上です。)

作業の手元をしていただけの僕は次の日体のアチラコチラが痛かったです(-_-)

グリーンテリアでは手つかずの庭や裏山の樹の整理もさせていただいております。

阪神間エクステリア -グリーンテリア 芦屋

2018/04/26

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

先日、御影の蘇州園にて開催されたメーカーさんのセミナーに参加させていただきました。
御影といえば阪神間モダニズムの頃に建てられた誰もが知っているような大企業の一族のお屋敷が点在する地域。
現在は結婚式場となっている蘇州園もそんなお屋敷として建てられた阪神間モダニズム建築のひとつです。
庭もきれいに整備されており、同じ業界の方の集まりとあってみなさん興味深そうに建物や庭を見ておられました。

東京から来られた参加者の方が、御影の駅に降りたら駅が黒い御影石でできていたりするのかなと思った
と言われていましたが、なるほど確かに御影石といえばなんとなく墓石のグレーや黒をイメージするかもしれません。
私もこちらに住むようになって知ったのですが、本御影と呼ばれる石はベージュっぽい花崗岩、いわゆる桜御影です。

エリア的には本御影とは呼ばれなくても芦屋や西宮あたりでも工事をしていると現場でそんな
ベージュの花崗岩が出てくることがあります。
蘇州園の外周もそうですが、阪神間にはそんな桜御影の石積みが古いものから新しいものまで多く見られます。
巨大な石は動かすのが困難でそのまま門柱や土留、景石などとして使われているケースもあります。
こちらに来たばかりの頃、そのような石積の建物や塀のある風景がとても美しく印象的に感じられ、
当時通っていた専門学校の卒業設計に桜御影の玉石積の大きな壁を取り入れました。
今でもとても好きな阪神間の風景です。

工事で出た石はそのまま捨てられることも多いと思いますが、その地で採れるものを無駄にせずに生かし、
それによってその地ならではの美しい景観がつくられ、住む人や訪れる人がその地の歴史や地理に思いを馳せる・・・
私たちの仕事もそういうふうにあることができたらいいなと思います。

ちなみに、現在では稀少な本御影の板石を張らせていただいたお庭がこちら↓↓↓
                              水車と流れの庭
ご興味のある方はグリーンテリアまで(^^)

伐採工事と熊さん -グリーンテリア芦屋

2018/04/20

今月末に伐採工事を予定しているお宅へ現地最終打合せに行ってきました。

15m程の木を数本伐採・草刈りして道を作って敷地内の裏山に
入れるようにする・・・するんですが・・・・
裏山にはイノシシはもちろんコチラも出ます(・。・;

そうっ熊さん!
ある日~山の中~熊さんに~♪出会わないことを祈りますが
まあチェーンソーあるし協力工事店さん体が大きいし大丈夫かと(^^)

芦屋さくらまつり -グリーンテリア芦屋

2018/04/09

土曜日・日曜日とさくらまつりに芦屋市商工会青年部として参加させていただきました!

土曜日は雨も降って寒くかったですが、日曜日はお天気が良くなって良かったです(^^)

当社のお客様や関係者の方もお越しくださり、マッシュルームを気持ちサービスさせていただきました(^^)

菌類画の世界 -グリーンテリア 芦屋

2018/04/03

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

急激に季節が進みはじめ、景色が刻々と変化しています。
事務所の窓いっぱいに鳴尾御影線の緑が広がる幸せな光景が見られるのもまもなくでしょう。

先月、画家小林路子さんの菌類画を観にいってきました。
きのこも植物画(きのこは植物ではありませんが・・・)も好きな私は会場の外に貼られたポスターからしてもううっとり。
原画はさらにさらに美しく、きのこそのものはもちろんのこと、落葉や苔、野草など周辺環境の描写もすばらしかったです。
都市部の公園から北海道や八ヶ岳など実際に生息地へ足を運んで描かれており、そのきのこに出会ったときの様子や毒性のこと、
臭いや味のことなどひとつひとつの絵に添えられたきのこ愛あふれる解説がまた魅力的でした。

きのこは種類によってはときに一発で大きな木を枯らしてしまうこともあり、庭の仕事に携わる私たちにとっては
天敵ともなりうるものです。
地上にひょっこり出ている姿はかわいくも見えますが、それはほんの一部分であり、
地中や木の中に彼らの本体である菌糸が張りめぐらされていると思うとちょっと底知れぬ恐ろしさも感じるような・・・
でもそんな不思議な生態といい、多様なデザインといい、心惹かれずにはいられません。
美しい菌類画を通してきのこへの興味はますます深まるばかりなのでした。

これらの原画はいずれは全てキューガーデンへ寄贈されるのだそうで、日本にあるうちに観ることができてよかったです。