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みつばちとブルーベリー -グリーンテリア 芦屋

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
嵐のような夜から一転、今日もさわやかなお天気となりました。
芦屋は秋まつりでブラスバンドにこどもみこし、だんじり、と朝からいろんな音が入り乱れておりました。

夏の終わり頃のこと、たまたま2週つづけて染物を体験する機会がありました。
1回目は毎年お世話になっている友人のブルーベリー園、Berry’s Farm & Gardenさん。
オーナーTさんは私が行くというといつもたくさんのお楽しみを用意してくれます。
この日もまずはブルーベリー摘み→夏野菜を収穫してパスタづくり→ブルーベリー大福づくり
と並行してブルーベリー染め、と私のよくばりリクエストを全て実現していただきました。

ブルーベリーは枝葉でも染めることができますが、シーズンならではの贅沢な実染めを体験。
畑のブルーベリーはまず来園者が摘み取りを楽しんで、Tさんが摘んだものは販売用に。
それでも次々なるので冷凍やジャムなど加工品をつくり、さらに落ちて食用に適さないようなものを染物に、
と無駄なく使われています。

ブルーベリージュースそのものの美しい紫色の染液で染めたさらしは少し青寄りの藤色のような色に。
頭のかたい私にはどこをどうしばるとどんな柄になるのかが分からず、Tさんにアドバイスいただきながら
いろんな柄が出来上がりました。

そして2回目はお友達に誘っていただいたみつばちの森の集いというイベントのワークショップ。
山を歩いて材料になる草木を収穫し、摘み菜料理と草木染めを体験するというこれまたよくばりなスケジュール。
この日使ったのはアカメガシワの葉とグミの葉で、私はグミを選びました。
どちらも緑の葉から出た染液ですが、染め上がりはアカメガシワが黄色っぽく、グミは少し緑がかったこげ茶のような色に。
絞り方は前の週に少し教えてもらったかいあって思ったものに近い柄ができました。

ブルーベリーの実染めは比較的材料の色から仕上がりも想像しやすいほうだと思いますが、
特に枝や葉の染物は植物の種類によって材料の姿からは想像もつかない色が出たりします。
さらにそれは使う媒染や植物を収穫する時期によっても変わります。
科学が得意な人ならいろいろと説明もできるのかもしれませんが、スイヘイリーベ・・・あたりで早々に挫折した
私にとってはなんとも不思議な世界。
どこにそんな色を秘めているのか、植物の世界の奥深さを改めて感じます。

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