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2024年の記事一覧

梅雨の晴れ間、グリーンテリアメンテナンスチームは剪定などのお手入れにに追われる日々です。

そんな中、生垣を撤去してホワイト木調フェンス&扉へのリフォーム工事をさせていただきました。

施工前 ↓

プリペットの生垣を背景としたお庭。

生垣は境界を柔らかい印象にしてくれるものですが、維持には手間がかかり、メンテナンスをしていても成長に伴って幹が太くなり、葉張りも出てうっそうとしてきます。

今回はリビングからの見え方をすっきり美しく改善することと、一部枝葉が生えそろっていない所からのワンちゃん脱走を防止したいというご要望。

施工後 ↓

使用したのはLIXIL フェンスAA YS3型と開き門扉AA YS1型。

明るく見えるエクリュアイボリー色がいいとご希望いただきました。

アルミラッピング材でありながら白いペンキを塗った木材にエイジングがかかったような色と質感。

白の背景にオリーブと芝生の緑がよく映えるお庭になりました。

お客様も明るくなってお庭が広く感じられると喜んでくださりました。

 

まだまだ風が冷たいですが、日差しはすっかり春。
サクラの開花が待たれる季節となりました。
ちょうど今頃の時期、サクラに先駆けて春を告げる花ヒュウガミズキ(Corylopsis pauciflora)とトサミズキ(Corylopsis spicata)

  

同属で少し似ていますが、小さな花が2~3個連なるのがヒュウガミズキ(左)、5~8個くらい連なってブドウの房のようになるのがトサミズキ(右)です。
その特徴のとおりヒュウガミズキの種小名 pauciflora は「花が少ない」の意。
個人的にはややコンパクトに育ちやすいヒュウガミズキをよく植栽に入れます。
株立ちの樹形が美しいバランスをつくり、まるい葉の形はよいアクセントになります。

  

ちなみにトサミズキはその名のとおり高知の山地など四国出身ですが、ヒュウガミズキは日向には自生しないそうでその名の由来は諸説ありながらも謎。
決して派手な花ではありませんが、落葉樹が芽吹く前、まだ他の花の少ない頃にぽつりぽつりと咲く淡い黄色はよく目につき春の訪れの喜びをもたらしてくれます。

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