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春が来る前に -グリーンテリア 芦屋

先日ご相談を受けてお伺いしたお客様のお庭にて
ウエストリンギアが寒波にも負けず健気に花を咲かせていました。

落葉のものはすっかり葉を落としたこの時期、メンテナンスで雑草や枯葉などをきれいにとってしまうと、
枝葉が茂っている時期には分かりづらかったお庭の状況がよく分かります。
多年草と潅木の植栽の場合一度植えたら植えっぱなしでいいと考えがちですが、
実際には弱いものが淘汰されて空間ができてしまったり、強いものは大きくなりすぎて周囲の植物を圧迫したり、
木質化して緑の部分が少なくなるなど年数を経て徐々に当初のバランスは崩れてきます。
もちろん一年草のようにシーズン毎に植え替える必要はありませんが、時々お庭の状態をチェックし、
剪定はもちろんですが、補植や植え替え、株分け、移植など定期的に更新作業をしていくことで
よりよい状態を保つことができます。

こちらのお客様も年2回ほどのメンテナンスの中で時々新しいものを追加したり移植でバランスを図ったりと
模様替えのような感じでプチリフォームをしながら楽しんでいただいています。
今回はイノシシによる被害もあって、既存植栽の内容を少し変えさせていただく計画です。

この時期は寒くてなかなか外のことを考える気にならないかもしれませんが、
オフシーズンの間にお庭の様子をよく観察して春に備えてみてはいかがでしょうか。

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