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遅い目覚め -グリーンテリア 芦屋

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

鳴尾御影線のケヤキの新緑が事務所の窓いっぱいに広がる季節となりました。
毎年春が来れば見ている景色ですが、何度見ても幸せな気持ちになります。

鳴尾御影線はもう緑のトンネル状態なのですが、クロスする本通りのナンキンハゼはこんな感じ。

よくサルスベリが例に挙げられますが、夏咲きの落葉樹には他の木に比べて芽吹きが
遅いものがあります。
それゆえ植えてから初めての春に、ご近所や家の他の木はみんな芽吹いているのに
うんともすんとも言わないこの木は枯れているのかも、とご相談をいただくことがあります。
花を観賞するイメージはあまりないナンキンハゼももちろん花はちゃんと咲いていて、
実はひそかに夏咲き。
庭木として植える機会は少ない木なので改めて意識したことはありませんでしたが、
こうして交差する2つの通りの木を比べると芽吹きの時期が違うことがよく分かります。

というわけでサルスベリやイタリアニンジンボクなど夏咲きの木が春なかなか芽を出さなくても
樹種によって個性があるのだと思って気長に観察してみていただいてもよいかもしれません。
(本当に枯れている場合もありますが…)
いずれにしてもそんなふうに日々庭木の様子を気にかけご相談をいただいたりするのは
大切に育てていただいているからこそ。
そのお庭をつくらせていただいた私たちにとって何よりうれしいことなのです。

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