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2018年の記事一覧 [ 3/5 ]

神戸市指定有形文化財『旧乾邸』の特別観覧へ行ってきました。
旧乾邸は造園・外構工事など何かとお世話になっている神戸市東灘区住吉山手エリアにある昭和初期の名建築です。
普段は一般公開されておらず、この特別観覧のときだけ事前の抽選に当選すると建物内部や庭まで見ることができます。
限られた期間だけに人気があるそうで、この日の希望者も3~4倍ほどの倍率だったとのことでした。

建物は多少補強や補修はされているものの、当時のものやキズがそのまま残っており歴史の重みを感じます。
内装でふんだんに使用されているチーク材はいい感じの飴色のになっていたり、
床に敷いてある強化ゴムは現在では修復が出来ないものだったりと
細部までこだわってつくられた『次世代に残る本物の豪邸』を見学することができました。

綺麗に管理されている住吉山田地区のみなさま、当日のご案内等ありがとうございました!


左上から時計回りに
・門につけられた案内板
・来客用玄関
・使用人さんの部屋のブザー どの部屋のものが鳴ったのか分かります
・エントランスの天井
・ダイニング シャンデリアがゴージャス!
・エントランスまわり 外壁は黄色の竜山石


・洗面のカラン
・細工の細かい階段の手摺のギボシ
・レトロな温度計
・頻繁に使われていたと思われる場所に残るキズ
・設計者の渡辺節氏からプレゼントされたというタペストリー
・陶器の浴槽


グリーンテリアも長く愛していただける、次世代に残る、そんな庭づくりを目指してがんばります!
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芦屋市で外構・造園・土木の設計施工会社をさせていただくようになってから、
お声掛けいただいていろいろな地域の会に入らせていただいております。

官民の会が多く、春は年に一度の総会が集中するのですが、
昨日で参加させていただいている会の全総会が終了しま・・・あ、6月にもう一会ありました(^^)
そちらは民間なので官民でつくっている会はひとまず無事に終える事ができました。

芦屋市で会社をさせてもらっているので、仕事+仕事以外でもお役に立つことが出来れば嬉しいです。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
風が心地よく花やみどりが最も美しい今くらいの季節が一年で一番好きなときなのですが、5月もまもなく終わり。
いよいよ梅雨の足音が聞こえてきそうでなごり惜しく感じる今日この頃です。




写真はGWに帰省したときの実家のワイルドフラワー畑の様子。
家庭菜園の一角で両親がワイルドフラワーミックスの種をまいて育てており、
毎年春から初夏にかけては夢のような光景が広がります。
様々な花が次々に咲く様子は海外の古い写真に出てくる田舎の野原のようで、
ときには見たことのないようなレアな種に出会えることもあります。

こういったミックスシードは造園の世界ではよく空き地や法面などまとまった面積の緑化用に使われたりするため、
手間いらずできれいな花畑を保てるようなものと思われがちです。
しかしながらよく種を飛ばすものは次の年にいろんなところからこぼれ種で出てきたり、
逆に同じ場所が次の年も同じようにそのまま花畑になるかといえば決してそうではなく、
なかなかコントロールが難しいものです。
ちなみに実家のこの畑では、春の花の時期が終わればすべて撤去してジニアやクレオメなど夏の花に植え替えています。
(私は帰ってきては見るだけの人です・・・)
それでもこぼれ種で出てくるようなものは年々勢力を増し、写真は部分的に切り取っていますが、
実際には勢力の強いカモミールやピンクのシレネが大きな面積を占めています。

そんなわけで、家庭用の小さな袋のものも出回っていますが、挑戦してみたいという方は
植える場所を選ぶしある程度手間もかかるものだということをご考慮の上検討してみてください。

うまく育てることができたら春は本当に幸せ気分に浸れます。

神戸市東灘の山の中で駐車場作り。

既存の擁壁の解体から鋼管杭で基礎補強した擁壁を作り(もちろん役所の検査受けます)仕上げ工事へ。

土木も得意なグリーンテリアへお気軽にご相談ください(^^)

このシーズンは芦屋市で所属させていただいている様々な団体の総会が毎週のように行われます(^^)
その中には市長・副市長・市会議員さんに来賓で参加いただく会もあり、
中でも芦屋市商工会総代会は70名近い参加で会館の床が抜けるかと思うぐらい大盛況でした!
(下の写真でピースサインで写っていただいてありがとうございます。)

仕事はというと・・・。
ご紹介していただく事が本当に多く大変ありがたく思います。
今回もご紹介いただいた、倒れてきた塀の直しの工事。
お客様が工事途中で旅行に行かれましたが、帰ってこられてすぐに「ここまでやってくれてありがとう!」
とご連絡いただきました(^^)
これも協力工事店さんとお客様に喜んでいただく為のチーム グリーンテリアが一丸となっている証かな~と思います。

こちらは月末完成予定の工事。
建物にも使う基礎杭を42本打った擁壁を作った駐車場です。

土木も外構も植木も、建物の外回りでお困りになったらグリーンテリアへお任せを!

先日アップした「熊さん」の現場が始まりました(^^)

「熊さん」に会えるかも!ということでわざわざ定休日に着工して一日現場に張り込みましたが、熊さんとは会えず・・・
でもお陰様で協力工事店さんの凄さが再確認できました!

↓道のないところに道を作り。

↓間引く樹が藤に絡まってもパワーと鋏とチェーンソーで乗り切り。

↓最後は「山の王者」の撮影に成功!(30mの樹の上です。)

作業の手元をしていただけの僕は次の日体のアチラコチラが痛かったです(-_-)

グリーンテリアでは手つかずの庭や裏山の樹の整理もさせていただいております。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

先日、御影の蘇州園にて開催されたメーカーさんのセミナーに参加させていただきました。
御影といえば阪神間モダニズムの頃に建てられた誰もが知っているような大企業の一族のお屋敷が点在する地域。
現在は結婚式場となっている蘇州園もそんなお屋敷として建てられた阪神間モダニズム建築のひとつです。
庭もきれいに整備されており、同じ業界の方の集まりとあってみなさん興味深そうに建物や庭を見ておられました。

東京から来られた参加者の方が、御影の駅に降りたら駅が黒い御影石でできていたりするのかなと思った
と言われていましたが、なるほど確かに御影石といえばなんとなく墓石のグレーや黒をイメージするかもしれません。
私もこちらに住むようになって知ったのですが、本御影と呼ばれる石はベージュっぽい花崗岩、いわゆる桜御影です。

エリア的には本御影とは呼ばれなくても芦屋や西宮あたりでも工事をしていると現場でそんな
ベージュの花崗岩が出てくることがあります。
蘇州園の外周もそうですが、阪神間にはそんな桜御影の石積みが古いものから新しいものまで多く見られます。
巨大な石は動かすのが困難でそのまま門柱や土留、景石などとして使われているケースもあります。
こちらに来たばかりの頃、そのような石積の建物や塀のある風景がとても美しく印象的に感じられ、
当時通っていた専門学校の卒業設計に桜御影の玉石積の大きな壁を取り入れました。
今でもとても好きな阪神間の風景です。

工事で出た石はそのまま捨てられることも多いと思いますが、その地で採れるものを無駄にせずに生かし、
それによってその地ならではの美しい景観がつくられ、住む人や訪れる人がその地の歴史や地理に思いを馳せる・・・
私たちの仕事もそういうふうにあることができたらいいなと思います。

ちなみに、現在では稀少な本御影の板石を張らせていただいたお庭がこちら↓↓↓
                              水車と流れの庭
ご興味のある方はグリーンテリアまで(^^)

今月末に伐採工事を予定しているお宅へ現地最終打合せに行ってきました。

15m程の木を数本伐採・草刈りして道を作って敷地内の裏山に
入れるようにする・・・するんですが・・・・
裏山にはイノシシはもちろんコチラも出ます(・。・;

そうっ熊さん!
ある日~山の中~熊さんに~♪出会わないことを祈りますが
まあチェーンソーあるし協力工事店さん体が大きいし大丈夫かと(^^)

土曜日・日曜日とさくらまつりに芦屋市商工会青年部として参加させていただきました!

土曜日は雨も降って寒くかったですが、日曜日はお天気が良くなって良かったです(^^)

当社のお客様や関係者の方もお越しくださり、マッシュルームを気持ちサービスさせていただきました(^^)

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

急激に季節が進みはじめ、景色が刻々と変化しています。
事務所の窓いっぱいに鳴尾御影線の緑が広がる幸せな光景が見られるのもまもなくでしょう。

先月、画家小林路子さんの菌類画を観にいってきました。
きのこも植物画(きのこは植物ではありませんが・・・)も好きな私は会場の外に貼られたポスターからしてもううっとり。
原画はさらにさらに美しく、きのこそのものはもちろんのこと、落葉や苔、野草など周辺環境の描写もすばらしかったです。
都市部の公園から北海道や八ヶ岳など実際に生息地へ足を運んで描かれており、そのきのこに出会ったときの様子や毒性のこと、
臭いや味のことなどひとつひとつの絵に添えられたきのこ愛あふれる解説がまた魅力的でした。

きのこは種類によってはときに一発で大きな木を枯らしてしまうこともあり、庭の仕事に携わる私たちにとっては
天敵ともなりうるものです。
地上にひょっこり出ている姿はかわいくも見えますが、それはほんの一部分であり、
地中や木の中に彼らの本体である菌糸が張りめぐらされていると思うとちょっと底知れぬ恐ろしさも感じるような・・・
でもそんな不思議な生態といい、多様なデザインといい、心惹かれずにはいられません。
美しい菌類画を通してきのこへの興味はますます深まるばかりなのでした。

これらの原画はいずれは全てキューガーデンへ寄贈されるのだそうで、日本にあるうちに観ることができてよかったです。

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