ブログ

blog

エクステリア・ガーデン グリーンテリア芦屋 nonakaの記事一覧 [ 7/16 ]

実家の隣の畑でヘビイチゴが赤い実をたくさんつけているのをみつけました。


食べられないとは分かっていても赤いつぶつぶのこのビジュアル、
おいしそうでイチゴのミニチュアみたいな3枚の葉っぱもかわいくて、
子供のころから好きな野の草のひとつです。
実際にはなかなか提案する機会がないのですが園芸植物としても流通しており、
飛石の間とかにグラウンドカバーで使ったらかわいいかもなどと常々妄想します。

「食べられない」というと毒があって食べてはいけないというイメージを抱きそうですが、
ヘビイチゴには毒性はありません。
食べても害はなく、ただほとんど味がなくてまずいだけなのです。
毒どころか実を含め全草に様々な薬効があることで知られています。

知人に実がなるものはとりあえず一度口に入れてみる、という人がいましたが、
身近な植物でも有毒なものはたくさんあり大変危険です。
よい子は真似をしてはいけません。

新着施工例追加しました☆

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

このブログで私は実家や故郷高知のことをしばしば話題にしますが、
それはおそらく私が今の仕事をするに至ったルーツだからだと思います。
そんなわけで今回も実家でのできごとから。

花冠を頭にのせたお姫さまはゴールデンウィークに遊びに来ていた大阪生まれ大阪育ちの姪っ子です。
数年前にクローバーの葉っぱで冠を編んでやったところとても喜んで、
後日ネットで編み方を調べて自分でもできるようになったようです。
滞在中は他にも海釣りに行ったり山で化石を探したり、畑で野菜を収穫したりと
いつも束の間の田舎暮らしを満喫して帰ります。

デジタル機器が発達した昨今子どもたちは草遊びなどすることも少ないのかもしれませんが、
自然に触れるシンプルな遊びはたくさんのことを教えてくれ、
感性や創造性を豊かにしてくれるものなのではないかと思います。
私の植物やものづくりへの興味もそこから始まり今に至っています。

まだ小さな姪っ子が将来どんな道を歩むのかは未知ですが、
こうした経験を通して健やかに心豊かに育っていってくれたらいいなと思います。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

今日は朝からお客さまといっしょにお庭に植える木を選びに植木農園へ。
農園内を歩いていると朝の雨で湿気を含んだ空気に乗ってなんともよい香りが漂ってきました。

芳香を放っていたのはレモンやハッサクなど様々な柑橘系の花。
ダイダイの花からつくられる「ネロリ」という精油がありますが、
柑橘類の花はこのネロリに似ていて実の甘酸っぱい香りとはまた違う
ジャスミンのようなフローラルな香りがします。

お客さまも私も柑橘類の木を集めた一角で足を止めてしばしうっとり。
新緑の木々の美しさと花の香りに癒される気持ちのよいひとときとなりました。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

ぽかぽか陽気だった先週、現場近くの土手でツクシの群れに出会いました。
暖かい日が続いてもうほとんどが胞子を飛ばして開き、小さなスギナも出はじめていました。

ツクシとスギナが同じひとつの植物だというのはよく知られていることだと思いますが、
ツクシは春の風物詩として親しまれる存在なのに対し、スギナはちょっと嫌われモノの印象。
確かに庭をつくる私たちにとっても、これが庭にが生えてくるとうわ~…と思ってしまう
厄介な存在です。

しかしながらこのスギナ、様々な効能があると言われ、日本はもちろん世界中で古くから
薬草として用いられてきたのだそうです。
そういえば家にある野草茶にもブレンドされていて、見覚えのある節を持った細い葉っぱが
入っています。
あくまでも民間薬ということで、薬効の有無は科学的にはっきりしたデータがあるかというと
少しあいまいなようですが、地中に残された少しの根っこからでも次々と仲間を増やす
生命力の強さは確かに人の体にも力を与えてくれそうな気がします。

花と緑の季節の到来とともに庭の雑草も元気に活動しはじめる頃。
こんな野の草ひとつひとつについても知っていくと少しは親しみを感じていただけるかもしれません。
お庭をきれいに維持するのは大変なことですが、お庭の草とも楽しく付き合い、
楽しみながらお庭仕事をしていただけたらいいなと思います。
それでももう手におえなくてどうしよう!という方はお気軽にグリーンテリアまでご相談を(^^)

前回古民家カフェをご紹介しましたが、2はまた別のお話になります。
今回の古民家はお庭づくり女子niwaccoのメンバーで以前にご紹介した
ブルーベリー園のオーナーでもあるTさんのご親戚のお家です。
先日(…と言っても1ヶ月ほど前になりますが)この古民家を一晩お借りして
niwaccoの今年の活動についての決起会を開催しました。

まずはお昼からTさん宅の山へ入らせていただき、クラフトの材料集めに。
枯木だらけの冬の山に何があるのだと思われるかもしれませんが、
リースなどのクラフトに使うツルや枝の収穫は葉のないこの時期が最適なのです。
他にも木の実や立ち枯れた花のあとなど晩秋から冬の間でなければ
収穫できないものが多くあり、通常おそらくただのゴミと見なされるそれらは
私たちにとっては宝の山。
アケビヅルや木片、草木の実など軽トラに山盛り収穫してあっという間に
時間が過ぎました。

夜は古民家の旧式のこたつにあたりながら鍋パーティーと会議。
今後の活動やそれぞれの仕事にかける思いなどディスカッションが続き、
これまたあっという間に夜は更けたのでした。

持ち味が少しずつ重なりながらも少しずつ異なるniwaccoメンバーとの時間は
いつも楽しくて、よき刺激と明日の仕事への活力を与えてくれるのです。



会議は夜だったので古民家の写真はなく、収穫に入った山の中での1枚

エクステリア&ガーデン グリーンテリア のノナカです。

休暇の過ごし方の定番2つめはカフェと雑貨屋めぐり。
今回は母が偶然見つけたという古民家カフェへ出掛けてきました。

細い道を抜けた田畑の中にあるその建物は江戸時代からのものだそうで、
古い門や繊細な建具、今ではなかなか見ることのできない古道具など
門を入るところから見どころがたくさん。
古いもの好きな私はキョロキョロしてしまいます。
店内では木のおもちゃやドイツのぬいぐるみなどが展示販売されており、
海外のアンティーク家具、壁にはステンドグラス、併設の蔵からでてきたという
長持ちや御膳などもディスプレイされていて、いろんなテイストが
不思議にマッチしていました。

実はすでに年末の休業日だったようでお店の方はお片付け中だったにもかかわらず
大丈夫ですよ~と快く席へ案内してくださいました。
この日はホットジンジャーで温まり、さらに後日カレーをいただきに再訪。
(どちらもおいしかった♪)
店内をぐるぐる歩き回ってゆっくりと古民家の魅力を堪能することができました。

今回ご紹介したのはこちらのお店↓
ももくり館

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

おかげさまで今年もよい感じでスタートダッシュさせていただいております。
日頃よりグリーンテリアを応援いただいておりますみなさま、
ありがとうございます。

年末年始は実家にてゆっくり過ごさせていただいたのですが、
最近帰省の際の定番となっているのが海へ行くこと。
浜を歩いて拾いものをするのです。

父によると海岸によって漂着物の種類が違うのだそうで、
父のガイドに従って海岸をいくつかはしごします。
こうして拾ってくるのはこんなものとか

こんなもの…

丸い大福のようなものはウニの骨格です。
生きているときは棘があって分かりませんが、この状態になると種類によって
様々な色、柄がありとても芸術的。
ヨーロッパでは古くからランプシェードなどの装飾品として楽しまれていたのだそうです。

こんなものを集めて喜んでいるのは私くらいのものかと思っていましたが、
最近では海辺を歩いて拾いものをすることをビーチコーミングといって、
その楽しさに魅せられる人が多いのだとか。
お庭づくり女子の友人たちも収穫したものを見て予想以上に喜んでくれました。

ビーチコーミングに出かけるようになったきっかけはイベントに出品する
クラフトやディスプレイ用の材料探しだったのですが、思えば私は昔から
海に限らず出掛けた先でいろんなものを拾ってくるのが好きでした。
それはたとえばきれいにタンブルされた丸い石だったり、大きな葉っぱや
おもしろい形の植物の種だったりと行く先々でいろいろです。

自然のつくりだす美しい造形は私たちに様々なインスピレーションを
与えてくれるものなのだと思います。

エクステリア & ガーデン グリーンテリアのノナカです。

事前告知することができませんでしたが、先月お庭づくり女子ユニット
niwaccoのメンバーでロハスフェスタに出展してきました。
2度目の挑戦となる今年は、単なるモノ売りではなく「コト(楽しみ方)」
を売るというniwaccoのテーマに沿ってワークショップに重きを置いた展開に。
昨年も大人気だったリースやガーランド教室に加え、寄せ植えや苔盆栽など
新たな内容も加わって多くの方に植物に触れる楽しさを体験していただくことが
できました。


終始バタバタだったため写真をほとんど撮れずじまいで数少ない中からの一枚。
ひらひらと風にそよぐ布は昨年からさらにグレードアップしたワークショップスペースの屋根です。

それぞれ本業が多忙な中集まっての活動は決して楽なことではないのですが、
メンバーみんなすでに来年の活動に向けて意欲は充分。
今後も日々の仕事やniwaccoの活動を通して庭や緑のある暮らしの大切さについて
様々な形で発信を続けていけたらと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誠に勝手ながらグリーンテリアは12月28日(日)~1月4日(日)冬期休業とさせていただきます。
本年も大変お世話になり誠にありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願い申しあげます。
みなさまよいお年をお迎えください☆

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

日中はまだまだ暑い日もありますが、空の高さに季節が変わったことを感じます。

昨年は雨が少なく暑い夏だったと記憶していますが、今年は本当によく降りました。
故郷高知はお盆前に雨台風と風台風(しかもどちらも尋常じゃない強さのやつ)
が連続してやってきて、実家や友人たちは無事だったものの、
浸水など各地かなりのダメージがあったようです。
お盆に入ってからも週間予報は雨ばかりの状態で、夏休みはゆっくり本でも読んで
過ごそうかなと思っていましたが、結局雨なりになにかと忙しい休暇となりました。
いつもながら全然タイムリーじゃありませんが、そんな休暇の様子もまた
ゆるゆるご紹介できたらと思います。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

台風一過。
芦屋は雨も風も止み、セミの声が戻ってきました。
河川が増水していたりとまだまだ油断はできません。
各地で大きな被害が出ないことを祈ります。


まるで南国リゾートのような写真は鳴門で撮影したもの。
キョウチクトウの鮮やかな色が雰囲気づくりにひと役買っています。

キョウチクトウは強健で花期が長く、斑入り葉や花色の美しい西洋種
など園芸種も豊富な常緑樹。
花の少ない夏に鮮やかな色を添えてくれる木であり、ヨーロッパの
美しい街並みなどでもよく見られます。
ただ、華やかで美しい反面強い毒性を持つことでも知られます。
日常生活で敢えて口に入れるということはないかもしれませんが、
少々厄介なのは生木を燃やしてでる煙にも毒性があることです。
剪定枝の処分に困るようではなかなか気軽に提案もしづらく、
個人的には一重の白花種とか好きなのですが、この仕事を始めてから
一度も植えたことはありません。

マイナスなイメージの話になってしまいましたが、キョウチクトウは
その強健な性質から原爆で焦土と化し何十年も植物は育たないと言われた広島で
いち早く咲いた花でもあり、広島では復興のシンボルとされているのだそうです。

危険な側面を持ってはいますが、だからといってあまり過剰反応せず、
正しい知識を持って接していただければよいと思います。

pagetop
loading