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エクステリア・ガーデン グリーンテリア芦屋 nonakaの記事一覧 [ 5/16 ]

来週末は3連休ですが、連休最終日の9月19日(月・祝)、西宮北口ハウジングギャラリーにて開催の
グリーン&ガーデニングマルシェに呼んでいただき、グリーンテリアが出店致します。

当日はお庭づくり・ガーデニング相談会、ドライフラワーや苔玉などの販売、
花やグリーンを使って楽しむワークショップを予定しております。

マルシェは11:00から17:00まで。
グリーンテリアのワークショップは以下のとおりです。

①ドライフラワーのボトルネックレスづくり
 随時受付 先着15組様まで

②苔玉づくり
 14:00~ 10組様まで

①、②とも展示場インフォメーションハウスでアンケートにご回答いただいた方は500円と通常考えられない
お得なお値段でご参加いただけます。
※フェア期間中1組様1回限り

雨天の場合でも展示場内のインフォメーションハウスで予定どおり決行となりますのでみなさまぜひ遊びにきてくださいね。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

出かけた先でよくこの花に出会う季節になりました。

写真があまり上手に撮れてなくて残念な感じですが、
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物 センニンソウです。

キンポウゲ科センニンソウ属に属する植物はクレマチスと呼ばれ、多くの園芸種が作出されています。
このセンニンソウは日本の野山に自生するクレマチスの原種のひとつ。
花のない時期はなかなかその存在に気づきませんが、この時期そこら中で一斉に白い花を咲かせる姿が見られます。
花が散ればやがて白い毛の生えた実をつけ、この姿が仙人草の名の由来となっています。
ひとつひとつの花は小さくて園芸種に比べると控えめですが、その形はしっかりクレマチスらしい姿をしていて
一度にたくさん集まって咲くので花の時期はなかなか見ごたえがあります。
そんな姿に魅了される人も多いのか、野の草ながらちゃんと苗の流通があって、斑入種も出回っているのだとか。
私も以前とあるお庭に植えさせていただいたことがありますが、クレマチスの中でも休眠期に強剪定するタイプ
なので、お庭に迎え入れるなら植え場所、使い方は検討の必要があるかと思います。

キンポウゲ科の植物にはクレマチス以外にもクリスマスローズとかラナンキュラスとか花が美しいものがとても多く、
私も個人的に好きな植物がたくさんあるカテゴリーなのですが、実は多くが有毒植物です。
クレマチスも然り。
センニンソウはこの毒性から薬草としての利用もあるそうですが、危険ですので安易な使用は避けましょう。
皮膚がデリケートな方は素手で茎や葉の汁に触れるとかぶれる恐れもあるので要注意です。

この花が咲く頃、暑くても空や風の様子は変わりはじめます。
夏の終わり、秋のはじまり、なんとも絶妙なタイミングで咲く花です。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

梅雨前線は北に移動しているようで、夏の到来を思わせる暑さと空の青さです。
はたしてこれは梅雨の晴れ間なのか、このまま前線は戻ってこないのか。

梅雨はみなさまご存知のとおり漢字で書くと梅の雨。
ちょうど梅雨の時期は梅の収穫期であり、ゆえに梅酒や梅干などいわゆる梅仕事はこの頃に行われます。
そんなわけで私も今年は梅シロップづくりに挑戦してみました。

消毒したビンにヘタをとって洗って干した青梅と砂糖を交互に入れるだけ。
梅のエキスがでるのと砂糖がとける時間がちょうどいいのが氷砂糖だそうですが、
今回はなんとなくきび砂糖を使ってみた結果、ちょっと砂糖がとけにくくて途中危うく発酵してしまいそうでした。

ついでにとあるワークショップに参加して新生姜の甘酢漬けにも挑戦。
・・・といってもこれもすごく簡単でした。

実家では昔から毎年シーズンになると祖母や母が梅酒、梅シソ漬、ラッキョウなどを仕込んでいて、
それらが日々の食卓にならんでいました。
梅は胃腸によいと言われ、子供の頃はおなかが痛いというと梅酒に漬けていた梅をもらって
薬代わりにかじったりしたものです。

実家ではこういったことがとても自然に日常の中にありました。
今のところ私にとってはまだまだ体験的にがんばってやってみる、という感じなのですが、
そんなふうに季節にそった暮らしが気負わず自然にできるようになれたらいいなと思います。

できあがった梅シロップのあまい香りとさわやかな酸味は来る暑い夏を乗り切る力を与えてくれそうですが、
おいしすぎて本格的な夏が来る前に飲みきってしまいそうです・・・

梅雨らしく空気がしっとり重たくなってきました。
そんな季節を少しでも気持ちよく楽しく過ごしていただけたら・・・ということで、
先日芦屋にてガーデニングレッスンを開催させていただきました。

今回のレッスンは苔玉教室。
つくり方や育て方などちょこっとレクチャーさせていただいてからお待ちかねの実技に入ります。


まずは植物と器選びから。
どこに置こうか、この植物にはどんな器が合うか、選ぶ時間もまた楽しいものです。
今回は涼しげなシダ系が人気でした。




形をつくってコケを貼っていきます。
みなさま真剣ながらも和気藹々と、植物を触っていると自然と会話がはずみます。


仕上げに化粧砂利や流木、貝などお好きなものを飾って夏らしく演出。
どれにしようかまたまたひとしきり盛り上がります。


完成~
即席のステージでそれぞれ記念撮影をしたりお互いの作品を観賞したり。
大きさいろいろ、形もまん丸からボトル型などそれぞれ個性豊かなすてきな作品が出来上がりました。


何かと至らぬ点もあったかと思いますが、ご参加いただいた方々の温かさに助けられ、
とても楽しいレッスンのひとときとなりました。

「土や緑に触れることができて癒された」
「自宅でひとりではなかなかできないけれど、他の参加者の方々とつくると楽しく、
 みなさんの作品も見られて参考にもなった」
「これから街を歩いていてもコケが気になりそう」
など様々なご感想もいただき、短い時間ではありましたが、苔や植物のことに今まで以上に
興味を持っていただけたり、緑に触れる時間を楽しんでいただくことができたようでよかったです。

今後もこういった活動を通して花や緑のある暮らしの楽しさを多くの方にお伝えできたら、
また、日頃よりお世話になっているお客様や地域のみなさまとのよきコミュニケーションの場
となればと思っております。

ご参加いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
とある休日、どうしても見たい花があり、お友達の工房のある兵庫県内の某所へでかけてきました。

見たかった花というのがこちら

クロモジの花です。

クロモジは枝の香りがよく楊枝に使われる木としてよく知られています。
バランスのよい株立ちからちょっと個性的な枝張りのものまで樹形が繊細で美しく庭木としても人気。
私も好きな木のひとつです。

兵庫県内では六甲山系など少し山のほうへ行くとよく見られ、お友達の工房のまわりにもたくさん自生していて、
昨年同じくらいの時期に訪れたときにそれらがいっせいに花を咲かせた姿に感動して今年もまた見に来たのでした。
他にもヤマザクラやコバノミツバツツジ、キブシ、サンキライなど好きな春の花をたくさん見ることができました。


イヤリングのように垂れ下がるキブシの花


芦屋市の花としても知られるコバノミツバツツジ
薄紫とピンクのちょうど間のような冴えた色は萌黄色の山の中でひときわ目立ちます。

当日はあいにくの雨でしたが、その分草木がいっそう瑞々しく感じられ、工房のまわりで摘んだ
ヨモギとカキドオシのちょっと苦いお茶をいただいて里山の春を堪能した一日でした。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

先日、事務所の複合機とパソコンが一新されました。
そんなわけでただいま新品のパソコンからブログをお届けしております。
(ご覧いただいているみなさまにとっては何の変わりもありませんが^_^;)

外構、エクステリアという仕事は世間一般ではあまり認知度が高いとは言えない
のではないかと思います。
ゆえに業界外のお友達やはじめましての方に「お仕事は何を?」と聞かれて説明するのが
いつも難しく、だいたい「庭の設計を…」と答えることが多いのですが、そうすると
「ガーデニング」とか「造園」「庭師」というようなイメージが浮かぶようです。
そこから想像されるのは花を植えたり石を据えたり松の木に登ったりする仕事のようで、
それはもちろん間違いではありません。

ただ、主に設計担当の私個人場合、一番のメインの仕事は絵(図面)を描くこと。
時には現場で土にまみれることもありますが、どちらかというと事務所で
パソコンや電卓に向かっている時間のほうが多い仕事です。
そしてお花や植木や石もたくさん扱いますが、同時にブロック塀やコンクリート、土、
扉、フェンス、シャッター、木製品、排水に電気…などなど扱う工種は意外と多岐に
わたります。

というわけで、お住まいの外回りのことでどこに頼んだらよいか分からないと
お悩みのときはお気軽にグリーンテリアまでお問い合わせください。
今ならピカピカのパソコンで描いた図面をお届けできます(v^ー°)

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。


写真は某芸術系大学の風景。
ちなみに左上、切り出すのも持ってくるのも建てるのも大変そうな巨大な石柱がそびえる建物は
隈研吾さんの設計だそうです。

この日貴重な機会をいただき、この大学の通信教育部でランドスケープデザインを学ぶ友人の
卒業制作発表を聴講させていただきました。
通信教育部ということで在籍されている学生さんは働きながら学んでいる方も多く、
年齢層、携わっておられるジャンルや入学動機もいろいろです。
それゆえ一口にランドスケープデザインとは言っても卒業制作のテーマへのアプローチの仕方も様々。
製薬会社や介護福祉施設にお勤めの方などそれぞれの立場からの切り口だったり、
プレゼン手法も個性が表れていたり、指導されている先生方の講評も聴くことができて、
とても興味深く勉強になる貴重な体験でした。

友人は生まれ育った地の美しい風景や受け継がれてきた様々な技術を守りながら地域の活性化を図るという
地方再生的なテーマに取り組んでいて、それらの研究内容をすでに少しずつ実践しているところです。
彼女の今後の活躍がまた楽しみです。

今思えばお金を出してもらって勉強だけに専念できた学生時代ってとてもぜいたくな時間だったはずなのに、
正直なところ当時私はあまり勉強が好きではなく、今になってようやく学問の楽しさを感じるようになってきました。
悲しいかな頭も体力も10代、20代の頃のようにはいきませんが、視野を広く持つことができるように、
いつでも学ぶ心は持っていたいものだと思います。

先日ご相談を受けてお伺いしたお客様のお庭にて
ウエストリンギアが寒波にも負けず健気に花を咲かせていました。

落葉のものはすっかり葉を落としたこの時期、メンテナンスで雑草や枯葉などをきれいにとってしまうと、
枝葉が茂っている時期には分かりづらかったお庭の状況がよく分かります。
多年草と潅木の植栽の場合一度植えたら植えっぱなしでいいと考えがちですが、
実際には弱いものが淘汰されて空間ができてしまったり、強いものは大きくなりすぎて周囲の植物を圧迫したり、
木質化して緑の部分が少なくなるなど年数を経て徐々に当初のバランスは崩れてきます。
もちろん一年草のようにシーズン毎に植え替える必要はありませんが、時々お庭の状態をチェックし、
剪定はもちろんですが、補植や植え替え、株分け、移植など定期的に更新作業をしていくことで
よりよい状態を保つことができます。

こちらのお客様も年2回ほどのメンテナンスの中で時々新しいものを追加したり移植でバランスを図ったりと
模様替えのような感じでプチリフォームをしながら楽しんでいただいています。
今回はイノシシによる被害もあって、既存植栽の内容を少し変えさせていただく計画です。

この時期は寒くてなかなか外のことを考える気にならないかもしれませんが、
オフシーズンの間にお庭の様子をよく観察して春に備えてみてはいかがでしょうか。

エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。

ようやく冬らしい寒さとなってきました。
年末年始の休暇中はいつものとおり帰省しておりましたが、高知では最高気温が20℃近くになるような日もあり、
実家まわりの田畑は野の草の緑に覆われ、春の野の花もちらほら見られる変なお正月でした。


地面にペタッと貼りついて寒い冬を越すナズナもこのとおりにょきにょきのびて花を咲かせていました。

ナズナと言えば春の七草のひとつ。
子どもの頃には1月7日に母と草摘みをして七草粥をつくってもらったりしました。
当時はこんなに暖かくなかったこともあってこの時期の野の草はまだ小さく、
確かゴギョウとホトケノザは見つけられなかったと思いますが、それでも家の周りに勝手に生えている草が
食べられるということに妙にワクワクしたように記憶しています。
特にセリは七草の時以外でも日常的に水路などで摘んでおひたしなどにしていただいていました。
今ではなかなか食べる機会の少ないものですが、香りのよさは他のどんな野菜にも例えがたく、
今でも大好きな野草です。

暖かさに誘われうろうろしているとこの日はセリ、ナズナ以外にもゴギョウ、ハコベを見つけることができました。
(スズナ、スズシロは家庭菜園にありました)

七草粥ではありませんが今回も帰省中に7種どころではないたくさんの野菜をしっかりいただいたので、
この一年も元気に頑張れそうです。

新年あけましておめでとうございます。

写真はまたまたお客様からいただいた手づくりのパン・デ・ロワ。
フランスの南のほうでエピファニー(公現祭)という祝日に食べられるパンです。
中にはフェーヴと呼ばれる小さな陶器の人形がひとつ入っていて、切り分けたときに
このフェーヴ入りがあたった人が王様となっておもちゃの王冠をかぶせてもらうのだそうです。
日本ではどちらかというとフランスの北のほうで食べられるガレット・デ・ロワ
というケーキ(パイ?)のほうがよく知られているのではないでしょうか
(私はこれをいただくまでガレットのほうしか知りませんでした)。
最近では日本の洋菓子店などでも新年のお菓子としてこのガレット・デ・ロワを売るところもあり、
いろんなフェーヴをディスプレイしているのを時々見かけることがあります。
エピファニーはちょうど今日1月6日で、ヨーロッパなどではこの日でクリスマス期間が終わるとされ、
クリスマス飾りを撤去するのだそうです。

グリーンテリアは本日より2016年の業務スタートです。
本年もみなさまの快適な暮らしのお手伝いをさせていただけるよう力を尽くし、
花や緑のある暮らしの楽しさをたくさんお伝えしていけたらと思っております。
2016年もグリーンテリアをどうぞよろしくお願い致します。

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